
このIRランプは、従来のSidel SBO 4/6からより新しいMatrix型ブロー成形機への切り替えをスムーズに行えるように設計されています。つまり、元の形状や配線をそのまま維持しながら、ランプだけを交換できるのです。そのため、配線や機械の修正を行う必要はありません。
このランプの特徴は、400V、2500Wの短波赤外線ランプであり、通常は300mmの管状になっています。この高い出力密度により、PETプリフォームが迅速に加熱され、生産ラインのタイミングを維持できます。電圧もSidelの規格に合っているため、既存の電源に接続するだけで、システムが要求する電力を正確に供給します。また、300mmという長さにより、熱が必要な場所にちょうど良く届き、余分な熱や影が生じることはありません。
管は石英製で、瞬時に反応し、熱衝撃にも強いです。内部にはハロゲンガスが入っており、出力を安定させ、フィラメントの寿命を延ばします。反射コーティングにより、赤外線エネルギーがプリフォームに直接当たるため、無駄な熱が発生せず、機械の冷却装置も過度に負担をかけられません。また、コネクタはR7規格で、信頼性の高い接続が可能です。
PETブロー成形には、迅速で再現性があり、制御しやすい熱が必要です。このランプは、集中したビームと迅速な加熱機能によってこれを実現します。設置も簡単で、何の変更も不要です。停止時間は、単にランプを交換するのにかかる時間だけです。
ただし、熱密度という点では妥協が必要です。2500Wの短波ランプは高温になるため、送風機や空気の流れも適切でなければなりません。冷却が不十分だと、熱が蓄積され、部品の寿命が短くなります。適切な空気の流れを保てば、均一な加熱と安定した出力が得られ、予期せぬ停止も少なくなります。
このランプは、Sidelの温度管理範囲内で動作するように設計されているため、加熱曲線を再調整する必要はありません。SBOからMatrixまで、Sidelの全モデルで直接交換可能です。配線や修正も不要です。設置すればすぐに使用できます。